英語

【2歳で国連英検Jr. 1級のパパ】実体験から語る聞き流し「だけ」では足りない!?

子どもの英語教育に興味を持っている親御さんなら、こんなこと思ったことはありませんか?

  • いつから「聞き流し」を始めたらいい?
  • どんなものを聞かせたらいいの?
  • 色々ありすぎて何がいいか分からない

英検1級、現役の英会話講師として数百人の方(大人、子ども)の指導経験を待ち、3歳の子どもとおうち英語に取り組んでいる経験から解説します。

この記事では、始めるタイミングやオススメのコンテンツを紹介していいるので、ご自身のお子様の英語インプットの参考にしてみてください。

音の聞き流し「だけ」ではそこまで効果を期待できない?

音「だけ」の聞き流しでは効果が薄い

言葉を全く知らない状態の子ども(赤ちゃん)に音だけで、”apple” や “car” という単語を聞かせることを想像してみてください。

成人の日本人に比べて、母国語に関係なく様々な音を聞き分けることができる子どもに英語の「音」としてインプットする、という観点では良いかもしれません。

しかし、実際に耳から入った “apple” や “car” などの単語を実際に実物を目の前にしたときに、それらのものが”apple”, “car” であると認識できるでしょうか。

恐らくですが、できないと思われます。

耳から大量に良質な英語のインプットをしてあげることは、乳児期・幼少期に大きなメリットをもたらすことは間違いありません。

人間の聴覚が完成するのは6歳ごろと言われているので、それまでに様々な音をインプットするという点では、効果はあります。

聞いた音を子どもが真似して発することをすることもあるかもしれません。

その場合は、音を聞き分ける力に加えて、英語らしい発音を習得することにつながります。

一方、「使える英語」を目指した「聞き流し」を目指すのならば、CDなどの「音だけ」の素材では不十分です。

じゃあ、どんな素材なら良いのか?

「映像付きの素材」です。

「視覚情報あり」の聞き流し

映像など、何かしらの「視覚情報付き」の素材の聞き流しならば、音と同時に視覚情報があります。

ですので、例えば映像で、子どもがリンゴを食べているシーンを観ながら音で、

“I’m eating an apple.” と流れてきたとするとどうでしょう?

はじめは、I’m も eating も an appleも、どれがどれのことを指しているのかは分からないかもしれません。

しかし、繰り返し”I’m eating 〇〇” という音に触れる度にキャラクターが何かを食べている、または大好きなパパやママがご飯を食べながら “I’m eating a banana.” と言っていることを目にすると、日本語を習得する過程と似た過程をたどります。

母国語(日本語)を習得するとき、子どもは周りの大人の人が動作をしながら言葉を発話し続けているシーンに繰り返し触れますね。

日常の反復の中で自然に言葉を習得していきます。

子どもにいつから「聞き流し」をするべきか

聞き流しをいつから始めるべきか、悩む方も多いと思います。

「何歳から始めるべき」というよりは、年齢ごとの特徴を活かしてはじめるのが良いと考えています。

自分の子供は生後1ヶ月から徐々に初めて、本格的に始めたのは生後2ヶ月頃でした。

これまで数多くのお子さまと関わってきた中で、0〜3歳までに英語のインプットを始めた子どもの聴き取る力、発音は総じて高かった印象があります。

0〜3歳では、母国語と同様に言葉を柔軟に吸収することができる年齢です。

人間の聴覚は3〜5歳がピークと言われており、6〜8歳頃に臨界期を迎えるとされています。

ですので、英語の音をインプットしていくなら、これぐらい時期を逃さないことをお勧めします。

幼児教育として、ピアノなどの音楽教育が人気なのも納得できますね。

リンゴを見て、”apple” と音が入れば、その子にとって目の前にある赤い果物は “apple” なのです。

ちなみに、僕自身も記憶にはありませんが、1歳頃から英語のインプットはあったようです。

アウトプットに効果的な「聞き流し」

始める年齢にもよりますが、自分で活発に動き回れるようになる2歳以降に聞き流しを始めるのは少し難易度が高いと個人的には思います。

2歳頃になってくると、自分の好きなキャラクターなども出てくるので、映像で自分があまり興味のないものが流れていても食いつきがそこまで期待できない可能性もあります。

うちでは、0〜1歳ごろのあまり動き回れない時期から、映像付きのものからかけ流ししていました!(もちろん視聴時間を限定しながら!)

お勧めの「聞き流し」コンテンツ

無料

Cocomelon (YouTube)

歌を通して英語に限らず、色、数字など幅広く親子で楽しみながら学べる動画満載!

https://youtube.com/@cocomelon?feature=shared

Disney Jr.

無料でディズニーのコンテンツをYouTubeで観ることができます!

ショート動画もあれば丸々1話観られるシリーズもあります。

良質な英語に触れられることはもちろん、英語「で」学べることも多いです。

有料

Disney +

月額990円(税込)〜 でディズニーのコンテンツが見放題。

ディズニーの映画全般的に良いものばかりですが、ディズニープラスの中で特に良かったと思ったのが “Mickey Mouse Clubhouse” です。

ディズニープラスに加入すると、その他全てのコンテンツも見られますが、Mickey Mouse Clubhouse は一部YouTubeのDisney Jr. でも観られるコンテンツです。

英語のインプットはもちろん、それ以外に英語「で」色、数字、問題解決思考を楽しく身につけられる内容ばかりです!

https://disneyplus.disney.co.jp

ディズニー英語システム

おうち英語教育に興味のある方なら、一度は聞いたこと、検討したことある方が多いのではないでしょうか。

正直、かなり高額な投資です。

しかし、現役の英会話講師、おうち英語に取り組む一人の親として、「絶対お勧めしたい」プログラムです。

こどもチャレンジやBenesseのワールドワイドキッズとも購入前に比較しましたが、本格的に子どもに英語力をつけて欲しい、という方にはディズニー英語システムをお勧めしたいと思いました!

どのプログラムを選んだとしても、取り組むのは子どもですが、子どもが一人でできるようになるまでは、親のサポートが欠かせません。  

成長の過程で子どもの興味がディズニー以外のところに向いていったり、親が忙しくなって継続が… という方も耳にします。

実際に僕の叔母も途中でディズニー英語システムを挫折してしまったと聞いたことがあります。

「継続」が鍵ですが、教材・プログラムの内容としては間違いなく「使える英語力が身につく」と、親子2代で使った感想です。

気になる方はチェックしてみてください!

無料サンプル請求もあります!

https://world-family.co.jp

まとめ

乳幼児期にナチュラルな英語の「音」をたくさんにインプットしてあげることは、耳が育ち盛りのタイミングとしては絶好です。

「音」に慣れることもとても大切ですが、耳に入ってくる音に「意味」を結びつけるには、映像付きのものがお勧めです!

小学校低学年からまでなら、まだ感覚的に言語を身につけられるので、気になったら早速取り入れてみてください!